東山魁夷展素晴らしかったです

  • 2018.09.29 Saturday
  • 16:03

JUGEMテーマ:日々のくらし

 

初めて就職した会社で親しくしていただいた、とても優秀な先輩と偶然ジムで会い、エキササイズのあとお茶をするようになりました。まさに「ジム友」です。

 

この間、名古屋城のお土産を渡しながら、「ビュールレコレクション」の話をしようとしたら、先輩から京都の「東山魁夷展」が素晴らしかったと聞き、台風が来ないうちに・・・と先日行ってきました。

混んでいましたが、外で待たされることはありませんでした。

(下の写真は、たまたまこの日の午前中晴れていて、3本も飛行機雲が並んでいたので、シャッターを押しました。)

 

惜しげもなくたくさんの作品が展示されていて、さすが生誕110年だと思いました。

あまり見たことがなかったヨーロッパの景色の絵画や、親しくされていた川端康成さんから京都の町の絵を描くように勧められて描いた作品もあり、彼が描く京都を堪能しました。

 

でもなんといっても、唐招提寺御影堂の襖絵の数々が圧巻でした。

日頃は唐招提寺に行ってもほとんど公開されていないので、貴重なチャンスでした。

 

鑑真さんのために描かれたのですが、彼でさえ、最初に依頼があったとき、その責任の重さに躊躇されたそうです。

鑑真さんが遠い故郷を思い出されるように、彼は墨絵に挑戦され、見事に中国の風景を描きました。

  

また、青一色で描かれた、大海原からだんだん岸に寄せる波の絵は、息をのむような迫力でした。

大海の荒波からは、鑑真さんの度重なる渡来の失敗に屈っさなかった強い信念を感じ、緩やかな波とともに描かれている岸辺は、ようやく日本の岸にたどり着かれた当時のことに、恐れながら思いを馳せることが出来ました。

鑑真さんがどんな思いで日本への一歩を踏まれたかと思うと涙が出ました。

これは東山魁夷さんの絵のチカラですね!

 

彼の絶筆となった「夕星」は、最初「夕かげ」として描かれ、3年後の平成10年に星が書き加えられたものと聞きました。

この星は彼が尊敬する川端康成さんの訃報を聞いたときにみた星とも伺ったことがあります。

 

会場の絵の解説文には、この風景は東山魁夷さんのお墓のあるところの風景だというようなことが書かれていたようですが、そうだとすると、とても不思議な気がしますし、まさに絶筆にふさわしいですね。

 

10月8日まで開催されているようです。

関西の方には心からオススメします。

 

 

 

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60歳代 細々とマナー講師をしていましたが、思い残すことなく、講師活動に終止符を打ちました。 お仕事の投稿は出来なくなりましたが、カラ―アナリストもしていましたので、街で出会ったおしゃれな人や、間違いだらけのカラ―コーディネートファッションのご紹介、歴史や面白かった本のご紹介などもしていきたいと思っています。

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